上野彰大

PharmaXは、オンライン完結で医薬品を購入することが可能なオンライン薬局を運営するスタートアップです。
オンライン薬局は、患者にとっては外出の必要がなく便利な一方で、オペレーションを行う薬剤師や調剤事務にとっては、対面の薬局よりもむしろオペレーションの手間が増えてしまっているのが現状です。
今回は、① 医療機関から処方せんを受け取り、処方せんの所有者の患者に対してWebもしくはLINEでの問診の受付を促す業務と、② 処方せんの間違いを医療機関に対して指摘する「疑義照会」と呼ばれる業務をLLMを使って自動化したアプリケーションをCloud Runで爆速開発した話を取り上げます。
バックエンドの言語にはRust、LLMのAPIにはAzure OpenAI Service、インフラはGCPメインで構築しています。